ページ

中高年の転職

こんにちは、このブログの管理人アウルです。

今、会社の経営上の都合で転職を行う中高年者が増えています。
会社は、経営上の都合によって、通常の退職より条件を優遇した早期退職者の募集、転職先の斡旋、解雇などで雇用調整をおこなうわけでありますが、中高年の雇用者にとって最も厳しいものとなるのはやはり解雇。
以前は、大企業などでは関連会社への出向によって転職先が確保されるケースもありましたが、現在この様なケースは少なくなっています。
また主な雇用体系(労働力)として非正規雇用者とされる契約社員(派遣社員)を採用する傾向にあり、一般正社員に比べて非正規雇用者の占める割合が高くなっています。
100年に一度と言われるこの不況を乗り切る為に企業が求めるのは、やはり人材のジャストインタイム。
必要な時にだけ必要な人材を確保する徹底した合理化。
非正規雇用者の契約解除やリストラによって雇用調整が行われます。
そして益々広がる各差社会。
マイカーローン、生活費など様々な問題を抱える中高年者にとって職を失う事は深刻な問題です。
失業は経済的ダメージだけでなく、これから先(将来)に対する不安など精神的ダメージをも伴ってしまいます。
転職するなら、結果的(将来的)に「あの時、転職してよかった」と思える様な転職をしたいものです。
そもそも、私たち日本人は、真面目で仕事に対して意欲的(頑張る)な民族なのです。
そうはいっても、不況の続く世の中で、中高年での転職は厳しく、景気回復の兆しが見えない現在、今後、転職は益々厳しいものとなっていく事が予想されます。
そんな世の中ではありますが、私たちは生き抜いていかねばなりません。
雇用を取り巻く厳しい転職情勢の今、将来を見据えた雇用のあり方というものについて考えてみたいと思います。