これから派遣労働者などの非正規社員（有期契約労働者）として働く場合、自分の将来を守る為にも貯蓄及び国民年金基金などの年金対策が必要となります。
そして、常に危機感を持って先の見通しを立てておく等、一事業主的な感覚を持つ事が大切です。
また、派遣労働者は一時雇用として考えられている事や、非正規労働者に対する福祉制度が充実していない事などからも、派遣労働者として働く不安や食い繋いでいく為には、うまくやりくりしなければなりませんから、消費を抑える傾向が高まる事は容易に推測できる事です。
当然、物は売れなくなるのですから益々景気は悪化していくといったループに陥るというのは、誰にも分かる理屈ですが、なかなか回復の見通しが立たないのが現状です。
そして現在の福利厚生制度を含めたこういった雇用の在り方が格差社会の広がる原因のひとつになっているのではないでしょうか。
