転職前と転職後とでは、全般的に前職と同じ産業へ転職している傾向が高いようです。
またサービス業への推移が高く、次いで卸売・小売業となっています。
中高年者による各産業への転職について、残念ながらサービス業に関する詳細なデータを得る事は出来ませんでしたが、サービス業への転職では労働派遣業、つまり派遣会社への登録が含まれている割合が高いのではないかと推察します。
中高年者による転職後の雇用体系は、前職と同じ産業で契約社員(派遣労働者)として働く人の割合が増えているのかもしれません。
前職から同じ産業への転職率
鉱業 4.3%
製造業 56.3%
建設業 53%
情報通信業 35%
運輸業 42%
卸売・小売業 34.9%
金融・保険業 44.7%
不動産業 17.5%
飲食店・宿泊業 33.4%
医療・福祉 59.4%
教育・学習支援業 54.5%
複合サービス事業 25.9%
サービス業40%
※参照元 厚生労働省統計 雇用動向調査