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非正規社員と一般正社員の違い

これまで、正社員として働いていた方は、所得税、社会保険、厚生年金といったものは、毎月の給与から自動的に差し引かれていたので、あまり実感がないかも知れませんが、契約社員や派遣社員などの非正規社員として働く場合、一般的に所得税は確定申告によって定められた額を支払う事になります。
社会保険は国民健康保険へ切り替わります。(手続きにより2年間は継続が可能)
厚生年金については、国民年金へ切り替わる事になります。
このうち、特に年金についてですが、これまで支払われていた厚生年金には国民年金が含まれていましたが、契約社員や派遣労働者として働く事になると、厚生年金はなくなり国民年金を掛けていく事になります。
しかし、将来、年金を受け取る時、国民年金だけで生活していく事は難しいのが現状です。
要するに、国民年金は無いと困りますが、それだけでは足りないのです。
今の内に厚生年金に代わるものを自分で用意しておかなければなりません。
例えば、国民年金基金です。
国民年金基金を掛ける事によって、国民年金では足りない部分を補充し、将来受け取る年金額を増やす事ができますので、所得に余裕がある方は利用される事をおすすめします。
他にも、生命保険や、ゆうちょなど、自分の将来について考えていかなければなりません。
また今後は会社と契約によって雇用関係を結ぶ事になる他、税金の事なども考えていかなければなりませんので、一事業主としての感覚が求められる様になるのです。